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2009年05月 アーカイブ

2009年05月16日

韻書の展開。言葉って奥が深いんですね。

漢字を韻によって分類した書物。元来、詩や詞、曲といった韻文を作る際に押韻可能な字を調べるために用いられたものであるが、音韻は押韻の必要以上に細かく分類されており、字義も記されているので、字書などの辞典のもつ役割も果たした。

韻とは声母(頭子音)・介音(半母音)を除いた音節後半部(主母音+韻尾)とかぶせ音韻である四声の違いを区別したもので、たとえば『広韻』では206韻の韻目(押韻可能な韻の類別。代表字によって?韻と呼ばれる)が立てられ、同韻内では声類、等呼の違いによる小韻(完全に声母・韻母・声調を同じくするグループ)によって漢字が分類されている。

古くには三国時代に李登『声類』、晋代に呂静『韻集』があったとされるが、これらの書物は早くに亡佚し、具体的にどのようなものであったか分からない。唐代の封演『聞見記』には宮商角徴羽五声が用いられていたとある。

現存最古の韻書は陸法言の『切韻』であり、この書は唐代には『唐韻』、宋代には『広韻』(1006年)『集韻』(1039年)という名で増補修訂された。また宋代、科挙対策を目的とした簡略版『韻略』が作られ、それを修訂した『礼部韻略』(1037年)が作られた。『広韻』以下、206韻が用いられていたが、同用の韻をまとめると、実質108韻であった。その後、金代の平水刊の王文鬱『新刊韻略』が106韻、劉淵の『壬子新刊礼部韻略』が107韻としたのを受けて元初の陰時夫『韻府群玉』が106韻に定め、明代以降の文人は106韻を用いるようになった。これを平水韻と呼ぶ。この詩韻系統では明代に『洪武正韻』(1375年)、清代に『佩文詩韻』(1716年)などが作られている。

また詩韻のほかに詞には『詞林正韻』、曲には『中原音韻』がある。元代に周徳声によって作られた『中原音韻』は当時の北方の発音に基づいて作られており、平水韻の109韻が19韻に統合され、入声は音韻変化により消滅したのを受けて他の平・上・去声に分けて入れられている。また曲韻では四声に関係なく通韻し、上・去2声に韻目は建てられていない。この書物は近古音を研究するうえで基本的な書物となっており、近古音を中原音韻音系と呼ばれている。【ウィキペディアWikipediaより引用】

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2009年05月19日

テロメアについて

テロメアは特徴的な繰り返し配列をもつDNAと、様々なタンパク質からなる構造である。真核生物の染色体は直線状であり、DNAの末端が存在する。DNA末端は細胞内にあるDNA分解酵素やDNA修復機構の標的となるが、テロメアのDNA末端は正常なものであり、分解や修復を受けてはならない。そのためテロメアはその特異な構造により、DNAの分解や修復から染色体を保護し、物理的および遺伝的な安定性を保つ働きをする。また、テロメアは細胞分裂における染色体の正常な分配に必要とされる。テロメアを欠いた染色体は不安定になり、分解や末端どうしの異常な融合がおこる。このような染色体の不安定化は細胞死や発ガンの原因となる。原核生物の染色体は環状で末端がないためテロメアも存在しない。

テロメアの伸長はテロメラーゼと呼ばれる酵素によって行われる。この酵素はヒトの体細胞では発現していないか、弱い活性しかもたない。そのため、ヒトの体細胞を取り出して培養すると、細胞分裂のたびにテロメアが短くなる。テロメアが一定長より短くなると、細胞は不可逆的に増殖を止め、細胞老化と呼ばれる状態になる。細胞老化は細胞分裂を止めることで、テロメア欠失による染色体の不安定化を阻止し、発ガンなどから細胞を守る働きがあると考えられている。また老化した動物やクローン羊ドリーではテロメアが短かったことが報告されており、テロメア短縮による細胞の老化が、個体の老化の原因となることが示唆されているが、個体老化とテロメア短縮による細胞老化との関連性は現段階では明らかではない。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』引用


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大変興味深いですね。

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